「赤い羽根共同募金にご協力お願いしまーす!」と10月になると駅などで行われる街頭募金を皮切りに、共同募金運動が始まります。世界ではアメリカやカナダなど45カ国以上で行われており、わが国では1947年(昭和22年)に始まり今日に至っています。共同募金は民間の社会福祉事業を推進するために、人々の自発的な善意(寄付する人も募る人もボランティア)により全国的な募金運動として展開されております。現在、全国で約200万人の方々がボランティアとして活動し、共同募金運動を支えています。
全国の共同募金会は、共同募金運動を通して、これからの日本に「新しい寄付の文化」を根づかせたいという願いをもっています。
人々が、いつでも、どこでも、自発的に寄付をできるようにし、さわやかな気持ちが持てるような習慣を根づかせようという願いです。
その願いをより具体的に、「寄付する人も募る人もボランティア」という言葉で表しています。
皆様方にご協力いただきました寄付金(一般・年末たすけあい)は、神奈川県共同募金会を通して鎌倉市内(一部市外も含む)の民間福祉活動推進のために配分されています。
例えば募金でこんなことができます。
※詳しい使途は「赤い羽根データベースはネット」のホームページをご参照ください。
URL: http://www.akaihane.or.jp/hanett
赤い羽根の共同募金は地域における高齢者の居場所づくり、障がい者の就労を支援する作業用設備等の機器整備、子育て支援、地域社会の福祉推進のために活用されており、災害時における被災地支援にも役立てられております。
鎌倉市社会福祉協議会は、「神奈川県共同募金会鎌倉市支会」として、毎年10月1日より「赤い羽根共同募金」を、12月1日より「年末たすけあい募金」の運動を展開しております。
※令和2年度募金総額 21,280,752円 | ||
市内のNPO団体、福祉施設へ | 3,910,000円(18%) | 市内の障害者施設や家事介護団体等に配分され、車両購入や、利用者のサービス経費などに使われます。 |
県内他市町村の福祉施設・団体へ | 3,347,752円(16%) | 県内他市町村の高齢者施設、移送サービス団体、食糧支援団体などに配分されます。 |
鎌倉市社会福祉協議会の事業費 | 5,391,515円(25%) | 市社協が行う地域の福祉活動に役立てられ、地域に還元されています。 |
年末たすけあい援護資金として | 8,631,485円(41%) | このうち、2,863,000円は福祉当事者団体や障害者の就労支援施設などへの援護資金として活用されました。残りの5,768,485円は令和3年度、市内の地域福祉活動経費のために活用されます。 |
ここでは鎌倉市社会福祉協議会の事業費(5,391,515円)と年末たすけあい援護資金(8,631,485円)合計14,023,000円の主な使途を紹介します。
「鎌倉福祉まつり」や「地域福祉推進感謝の集い」など福祉の啓発をはかる表彰事業や社協だよりの発行にかかわる費用(印刷費)の一部に使われます。
毎年9月の第1日曜日に開催される福祉まつりの開催費用に使われます。まつりの収益は地区社協やボランティア団体等に配分されます。
舞台での催しもの
ボランティアさんの手話に合わせ手話で歌をうたう一場面です。
福祉バザー
多くの市民の皆様からの寄付品をボランティアさんが値付けから販売まで協力していただいています。
舞台での催しもの
ボランティアさんの手話に合わせ手話で歌をうたう一場面です。
福祉バザー
多くの市民の皆様からの寄付品をボランティアさんが値付けから販売まで協力していただいています。
被災地支援コーナー
東北や熊本など災害被災地支援コーナーも設けられています。
福祉なんでも相談コーナー
専門家による「福祉なんでも相談」や高齢者疑似体験コーナーなど福祉活動啓発の場にもなっています。
被災地支援コーナー
東北や熊本など災害被災地支援コーナーも設けられています。
福祉なんでも相談コーナー
専門家による「福祉なんでも相談」や高齢者疑似体験コーナーなど福祉活動啓発の場にもなっています。
地域福祉推進感謝の集い
地域福祉活動は地区社協、民生委員児童委員、福祉関係機関や、NPO団体、福祉当事者団体、ボランティアの手によって支えられています。「地域福祉推進感謝の集い」は鎌倉市の地域福祉に尽力された方々の功績を讃えるとともに、その活動の輪が広がることを祈念して毎年秋に開催されます。
市社協ホームページより社協だよりのバックナンバーがご閲覧になれます。
市内の小中高校生を対象とした福祉教育等、福祉活動の啓発事業の一部に使われます。
市内の各学校では社協が「あいだ」に入って総合学習の一環で福祉体験活動が活発に行われています。
今後も新たな教育プログラムの提案をし、福祉への理解・啓発活動を推進していきます。
車いす体験
地域住民や福祉事業所の協力で生徒自身も地域社会の一員であることを学びます。
手話
障がいの有無にかかわらず、共生社会を考えるきっかけとなるように、視覚障がい者の方々の話を聞き、手話を体験します。
車いす体験
地域住民や福祉事業所の協力で生徒自身も地域社会の一員であることを学びます。
手話
障がいの有無にかかわらず、共生社会を考えるきっかけとなるように、視覚障がい者の方々の話を聞き、手話を体験します。
ボランティア活動のほか、地区懇談会開催、地域アセスメント(※1)推進事業、各貸出備品の整備・維持費、地域福祉事業に使用される車両及び事務機器の維持・管理費等の一部に使われます。
(※1:地域アセスメントとは「地域診断」とも呼ばれ、その地域の住民ニーズ、生活課題、社会資源などの情報を把握・分析・評価することにより、地域の課題・資源を視覚化することを言います。)
地区懇談会
『かまくらささえあい福祉プラン』(※2)の充実に向けて、9の地区社協ごとに地域懇談会が開催され、活発な意見交換や専門家の講義が行われています。
(※2:『かまくらささえあい福祉プラン』とは「みんながつながる、支え合い、助け合うまちかまくら」を基本理念に掲げ、地域住民と鎌倉市、市社協が連携・協働して地域福祉を進めていくための計画で、鎌倉市が市民の皆様に住みよいまちになるために最も重要視されている福祉プロジェクトの一つです。
地区懇談会
『かまくらささえあい福祉プラン』(※2)の充実に向けて、9の地区社協ごとに地域懇談会が開催され、活発な意見交換や専門家の講義が行われています。
(※2:『かまくらささえあい福祉プラン』とは「みんながつながる、支え合い、助け合うまちかまくら」を基本理念に掲げ、地域住民と鎌倉市、市社協が連携・協働して地域福祉を進めていくための計画で、鎌倉市が市民の皆様に住みよいまちになるために最も重要視されている福祉プロジェクトの一つです。
各種備品の貸出
車いすのほか、地域における祭りなど交流事業で用いる催事用備品(テントや焼き鳥台など)の貸出を行っており、それらの維持・メンテナンスにも活用されています。
認知症高齢者、知的障害者、精神障害者などのうちで、判断能力が不十分な人が住み慣れた地域や家において自立した生活が送れるよう、利用者の契約に基づいて、社会福祉協議会が福祉サービスの利用援助を行うもので、この事業にたずさわる支援員が福祉サービスの利用手続きや、金銭管理のお手伝いをして、安心して暮らせるようにサポートします。(例:通帳・印鑑等保管管理費、弁護士等専門家による相談費、支援員活動費・・・等)
詳細はこちらをご参照ください。
「生活福祉資金貸付制度」は、低所得者や高齢者、障害者の生活を経済的に支えるとともに、その在宅福祉及び社会参加の促進を図ることを目的とした貸付制度で、生活福祉資金貸付に係る手続き等事務費の一部に使われます。
市内在住の方を対象に災害(火災等)の発生した世帯に対し見舞金として使われます。
近所の団らん助成事業
ひと月数回、短時間でも5~6人ほどの少人数で集う場を設けて、団らんのひと時を過ごしていただいて、“近所の輪”を“地域の輪”へと広げるみんなの居場所づくりへの助成活動の財源として用います。
近所の団らん助成事業
ひと月数回、短時間でも5~6人ほどの少人数で集う場を設けて、団らんのひと時を過ごしていただいて、“近所の輪”を“地域の輪”へと広げるみんなの居場所づくりへの助成活動の財源として用います。
地区社協にて主催される一人暮らし高齢者との会食会や子育てサロンなどの、地区社協活動費用の助成金の一部に使われます。(地区社協とは地区内の福祉課題に対して主体的自発的に取り組む自治体会や民生委員・児童委員、ボランティアなどによって構成された住民組織で市内9地区に設置されています。)
地区社協の活動についてはこちら(地区地区社会福祉協議会のページ)を参照ください。
高齢者会食会
食事をする以外におしゃべりをしたり一緒に歌ったり、高齢者の孤独緩和が図られるコミュニケーションの場になっています。
子育てサロン
子育てをとおして地域の方や子育てママどうしの交流の場になっています。
高齢者会食会
食事をする以外におしゃべりをしたり一緒に歌ったり、高齢者の孤独緩和が図られるコミュニケーションの場になっています。
子育てサロン
子育てをとおして地域の方や子育てママどうしの交流の場になっています。
クリスマスイベント
赤ちゃんから高齢者まで参加し、世代交流の場となりました。
夏休み子ども勉強会
地域の子供たちが安心して過ごせる居場所です。
夏休みの宿題や木工で世代間交流の場となっています。
クリスマスイベント
赤ちゃんから高齢者まで参加し、世代交流の場となっています。
夏休み子ども勉強会
地域の子供たちが安心して過ごせる居場所です。
夏休みの宿題や木工で世代間交流の場となっています。
ウォーキングの会
地域の人々の介護予防やコミュニケーションの場になっています。
お正月あそび
正月遊びをとおし、地域の子ども達と高齢者との世代間交流を通じ次世代へ伝統が引継がれています。
ウォーキングの会
地域の人々の介護予防やコミュニケーションの場になっています。
お正月あそび
正月遊びをとおし、地域の子ども達と高齢者との世代間交流を通じ次世代へ伝統が引継がれています。
このほか、老人クラブや身体・精神・知的障がい者団体等、市内の福祉当事者団体等の運営費の一部に使われます。
「年末たすけあい運動」とは その歴史は長く、明治後期頃から自発的な互助的精神を持った主に救貧を目的とする民間 活動として広がり、昭和初期頃から戦後にかけては、全国の各地域で民生委員(戦前は方面委員)などが中心となり、地域内での義損金品の配布や金品の持ち寄り運動などが行われています。現在では、新たな年を迎える時期に、支援を必要とする人たちが地域で安心して暮らすことができるようさまざまな福祉活動を重点的に展開する取り組みとして、民生委員・児童 委員、共同募金会(共同募金委員会)、社会福祉協議会が中心となって地域住民やボランティ ア・NPO 団体、社会福祉法人など様々な関係機関の参加のもと展開されています。なお、年末たすけあい運動で実施される募金活動は、共同募金の一環として行われています。
鎌倉市では次のとおり年末たすけあい援護費として分配しています。
車両は就労支援事業所にとって作業時の送迎や納品等いろいろな場面での必需品です。
大切に使わせていただきます。
ありがとうございました。
【Workshopレスカル 様】
この度、皆様のおかげで車両を購入することができました。
今後は、事故や故障の心配なく利用者の送迎や外出を安全にできるようになり、スタッフ・メンバー共に大変喜んでおります。ありがとうございました。大切に使わさせていただきます。
【虹の子作業所 様】
共同募金の配分金にて購入した折りたたみ式スロープの導入で介護の負担が減り、重度の身体障害がある子ども達の出入りや活動も容易になりました。
赤い羽根共同募金の助成に感謝いたします。
【鎌倉はっぴーくらぶ 様】
【NPO法人ぶどうの木 様】