市内在住・在勤の方48名と、多数の参加があり、テーマである「障害のある子の親なきあと」への関心の高さが窺えました。
　講義の前段では後見制度の基本を振り返り、後段では講師が直接関わった事例をもとに親亡き後の対策を検討しました。遺言や家族信託等様々な対応策がある中で、後見制度の重要性を改めて知ることができました。また、基幹相談支援センターより、鎌倉市地域生活支援拠点等整備事業についてご案内がありました。
　アンケートでは、制度について大まかに知っていたが講義を聞き理解が進んだ、具体的な事例を知り、子供の将来の計画を立てようと思うとの声がありました。後見制度の理解を深めるためには、繰り返しの学びと専門職へ早めの相談が必要となります。
　今後も、障害者の抱える不安を解消できるよう、このような学びの機会を続けさせていただきます。先生方、ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。